会社員として頑張って行こう!というコンセプトを軸にしている当サイトですが、「そもそも頑張るって何?」「頑張る方向性が分からん‥」という人に向けた記事を書きたいと思います
この記事はこんな人向け
- 会社員として何を頑張れば良いのか分からない
- 会社員として自分の価値を高めたい
- ひろく市場で評価される人財になりたい
誰に評価されたい か その理由は何か 考える
- 上司に評価されたい?
- ひろく市場で評価されたい?
あなたはどこで誰に評価されたいですか?
職場で上司に評価されたいですか?
もしあなたが、上司にのみ評価されたいと願っているのなら、上司が喜ぶ結果を出しましょう
その結果、あなたは将来何を得られるかも重要視してみてください
あなたは上司が喜ぶように、与えられた業務を誰よりも早く正確にこなせるようになったとします
あなたは「業務に精通する」過程で、仕事のポイントを抑える能力や、上司からの高い評価を得られるでしょう
一方で、その業務は将来に役にたつスキルを養うのか、あなたの今の上司以外も評価してくれるのかも考える必要があります
上司は変わりますし、市場で必要とされるスキルも時代とともに変遷します
与えられた業務を遂行することは、会社員の責務ですが、その業務が自分に何をもたらすのかを考えた上で、注力具合を調整しましょう
(上司を喜ばせることが悪いわけではないですよ ぼくも全力で上司を喜ばせようとしてます)
語弊を恐れずに言うと、会社員にとって中長期で重要なのは、ニーズのあるスキルを身に付けることです
いま担当している業務が”誰でも出来る作業”であるならば、その道を極める努力は不要です
作業は作業としてそつなくこなし、あなたの大事な重要なエネルギーはよりニーズのあるスキル磨きに取っておきましょう
ここからは、会社員として生きるあなたが養うべきスキルについて触れていきたいと思います
会社員にとって重要なスキルとは
- 言語力:言語化力 と 言語化させる力
- 数字力:定量的思考 と 会計知識
- IT力:PCソフト活用 と 検索力
以上の3つが会社員にとって基礎となる能力であり、高めれば高めるほどあなたの市場価値が高まるスキルです
言語力というスキル
- 言語化する力
- 言語化させる力
ここでいう「言語力」は2種類あり、いわゆる「コミュ力」に相当するものです
まずは「言語化する力」 これは、誰もが理解できる言葉で、ものごとを分かりやすく伝えることです
各業界で、共通認識されていることや、知っていて当たり前の業界用語はありますが、これらは万人に理解できるものではなく、これらを誰にも分かりやすく伝えるということは簡単なことではありません
「言語化」出来る前提には、ものごとのポイントを抑えて正しく理解している必要があり、分かっているつもりになっていることを正しく伝えるのは難しいことです
ぼくは転職エージェントと話している人事部担当の会話を聞いたことがあるんですが、
転職エージェント「どのような人材をお探しで?」
👨人事担当「英語が堪能で、”電気”に詳しい人」
転職エージェント「期待する英語の能力はどれくらい?」
👨人事担当「帰国子女レベルではなくても可」
転職エージェント「‥電気に詳しいとは具体的には?」
👨人事担当「製品は主にxxなんですが、設計を頼める人」
転職エージェント「ソフトウェアではなくハードウェア設計ですか?」
👨人事担当「‥そうだと思います」
これでは欲しい人材は見つからないですよね
人事部が”電気”にエンジニア並みに精通している必要はありませんが、自分の伝えたい要件を「言語化」できるだけの理解は求められることが分かります
正しい理解が分かりやすい「言語化」には重要です
言語化「させる力」についても触れてみます
社会の中で「コミュ力」を重視している人は少なくないと思いますが、これは、「言語化」する力だけではなく、「言語化させる力」も指すと思います
あなたのチームに「言語化」の達人がいたとして、その人が会議でひとつの意見を述べたとします‥
これは素晴らしいことですが、特に周りの人が「言語化」の達人ではない場合には議論を停滞させる危険も持っています
言語化の達人の彼の意見は、一つの意見として尊重されるべきですが、物事はどんなことでも多面的な考え方が出来ます
雄弁なスピーチは人の感情に強くささるので、上手にプレゼンされた意見は採用されやすい傾向にあります そして時に別の意見の台頭を阻害します
特に日本ではこのよようなことが多く起こります もっとももな意見を饒舌に語られた後に、別の意見に言いづらいと感じることはありませんか?
特にあなたが力のある人である場合は、あなたの「言語化力」で周りの意見を制していないか注意しましょうね
沢山あるはずの選択肢の中から、ベストな案を採用するのが会社にとって最も有益です
議論の場では、多くの案を挙げることが重要です
ここで有効なのが、「言語化させる力」です
みんなが発言しやすい雰囲気を作り、他者をうまくに巻き込んで活発な議論を促進することです
また、相手の意見をよく聞いて、うまく言語化する手助けをすることも有効です
この「言語化させる力」はチームの力を最大限に発揮します
チームワークが重視される会社組織では、「言語化する力」と「言語化させる力」が重宝されます
おまけ程度に書きますが、言語化力には語学力も含まれます
「英語はひとつのツールであり、仕事が出来る・出来ないとは無関係」という見方もありますが、コミュニケーション無くして仕事は成り立たない点で、語学力がニーズのあるスキルであるのは間違いありません
第一言語でない外国語を話すときほど、ポイントを抑えて話す様になるので、ロジカルな思考も磨かれやすかったりしますし、語学というスキルは周りにも分かりやすいので、高い評価を得やすいメリットもあります
英語学習にも興味がありましたら、ぜひ挑戦してみてください
数字力というスキル
続いてあげるの重要スキルは 数字力 です
大きく二つに分類してみました
- 定量的思考: 定量的な説明が出来ない ≒ あなたは十分に理解できていない
- 会計知識: 会社員は全員簿記3級を取って、経済活動のルールを学びましょう
「定量的思考の重要性」
数字を使った定量的な説明の重要性は多くの人が認識していると思います
〇「最高売り上げを記録した一昨年よりも、昨年はさらに20%売り上げを伸ばしました」
✕「昨年は売上を大きく向上させました」
なんていう例は目にしたことはありませんか?
「知ってるよ」と言いながらこれって出来ていない人が多いですよね
これは先ほど触れた「言語化力」の一部だとは思いますが、規模感を相手に想像させることには驚くほど効果があります
ぼくは街でチラシを持った人に声をかけられて「今ちょっと良いですか?」なんて言われてもあまり相手にしません
一方、「すいません、10秒だけ下さい!!」と言われたら、ぼくは一旦止まってストップウォッチを用意するタイプです笑 (これ、歌舞伎町でホントにやったら舌打ちされましたが笑)
だいぶ性格が悪いですが、少なくとも相手に話すチャンスを与えている点で、定量化の優位性を感じませんか?
多くの人がこの定量的な説明の優位性を「知ってる」と言いながらやらないのは、そこまで詳しい理解を出来ていないからだったりします
仕事では、「A店とB店どっちが安いか?」といった単純な話ではなく、多くの要素が複合的に絡み合っていて、「結局どっちがどれくらい優れているの?」という問いにも定量的に答えるのは難しかったりしませんか?
定量的な説明をする利点は、ものごとを詳しく理解した上で、その優位性判断が出来る点にあります
仮に定量的な説明が出来ないのなら、詳しい理解ができていないということを覚えておきましょう
(いまの自分に言っている様で耳が痛くなっちゃいます‥😂)
人間はぱっと理解できる範疇を超えてくると、何となくで判断するようになって、その判断理由は後付けしていったりします
「定量的なアウトプット」を常に意識していると、思考自体が定量的になります
定量的な思考を習慣づけることで、いつも説得力のある答えのできる会社員になります
そしてもう一つの数字力とは会計知識
多くの会社は利益追求をする組織だと思いますが、社会における経済活動のルールを理解するのに役立つのが”会計知識”です
シンプルに言うと、会社員は全員簿記3級を取りましょう と言っても言い過ぎでは無いと思います
簿記3級が、あなたの評価を大きく上げる役には立たないと思いますが、生きる世界のルールを学ぶことが出来ます
資格取得にこだわらないまでも、簿記3級取得に必要レベルの知識を持っておくようにしましょう
ルールを知ることで、ポイントを抑えた考え方が出来る様になりますよ
あなたはルールを知らないスポーツで活躍出来ますか?
間違いなく知っておいた方が有利ですよね
IT力というスキル
最後にIT力 を挙げます
正直に言うとここはぼくが苦手な分野のため、「言語化」がうまくできていないかもしてません‥
- PCソフト活用力 :「パソコン使えません」は周りに迷惑をかけるレベル
- 検索力 :会社員は年間150時間を探し物に使っている
ぼくが新人時代に最初にぶちあたった壁が、このIT力です
「この情報、表にまとめて共有フォルダに入れておいて」という簡単な依頼すらまともに受けられないレベルで会社員をスタートしたらカオスですよね
それが当時のぼくです‥
IT力は現代会社員に必須の知識ですので、オフィスソフトの操作や、コンピュータ・通信に関わる基礎的な知識をおさえておくことは大切です
恐ろしいことに、この分野に関する知識不足は、周りに迷惑をかけるレベルになりかねないので、気を付けましょう
ぼくは危機感を覚えた新人時代、近所のデパート内のパソコン教室に足を運び、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にエクセルを学びましました‥笑
スマホ使えませんとか、PC操作出来ません‥ ていう会社員、現代にはもういませんよね‥
コロナ禍にはWeb会議が爆発的に普及しましたが、「なんかうまく接続できなくて‥」と毎回遅刻してしまったり、「音声が聞こえない」などのトラブルが頻発していると、周りの人に迷惑をかけてしまいますよね
今後も新しいインターフェースに適応し続ける必要があります
なので基本的なハードの構造や主だったソフトの操作に慣れておくことは大切です
そしてもうひとつ大切なことは 検索力 です
現代は情報があふれかえっています
仮に、エクセルの操作分かりません‥ でも、検索力で解決できることも多いです
あれ、関数の使い方が分からない‥ となってもネット上には答えがありますからね
*情報をさくっと拾ってこられる人が、自分の知識でだけで戦う人と勝負するとどちらが優位でしょう
*日々気になったことを検索して、正しい情報を自分の知識に出来る人は1年後どうなるでしょう
*飲み会でもデートでも、センスの良いお店選びをする人 ってスマートですよね
あなたの手元の高額なスマホというハイテクデバイスを駆使して、検索力を磨くことは、他者との差別化に繋がります
情報の不足に困ったときには、答えだけを求めずに「どうやって調べたの?」「こういうのって何で調べると良い?」という質問をすることであなたの検索力は高まります
魚の”釣り方”を学ぶ理論です
これってインターネットで検索するだけの話ではないですよ
会社でいろんな情報をもっている人っていうのは、情報のありかを知っている人です
会社員は「年間150時間を探し物に使っている」なんで説もありますが、どんな情報がどこにあるかを知っていること どこで何を使って調べれば良いのか知っている ことで、あなたの業務効率と知識量は大きく向上します!
まとめ
いかがだったでしょうか
ぼくはこの記事を書きながら、自分がやるべきことがなんだか明確になった気がします笑
会社員に役立つスキルは、様々ですが、ここに挙げたものはどの業界でも評価されやすいものです
一方、このようなスキルは可視化しずらい面もあります!
「言語化力に優れてた人」を ”日本語言語化検定1級” とか、
「検索力に優れた人」を ”優良検索士” に認定する資格や制度はないですからね笑
記事に書いたスキルは会社員の基盤になる力であり、磨き続けるべき能力と意識していきましょう
そして、より人に必要とされる会社員を一緒に目指していきましょう!
ここまで読んでくださりありがとうございました
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