新入社員時代、パリッとしたスーツに身を包み、コーヒーを片手に流ちょうな英語を駆使してスマートに業務にあたる ぼくはそんなビジネスマンになりたいなと思っていました
時は流れていま、Tシャツにスニーカーでミックスナッツを食べながら、流ちょうかは分からない英語で泥臭く働いてます
英語は完璧ではありませんが、現状維持レベルで良いとも思っています
あと、長時間歩くのが好きなので、気が付いたらスーツもほとんど着なくなっていましたw (この話はまあ関係ないか)
今日は、ぼくが実際に歩んできた英語での業務レベルのステップアップについて解説していきます
*この記事は英語”での”業務なので、通訳・翻訳や、英語講師などの語学そのものが業務であるケースは含みません
この記事はこんな人向け
- 英語で仕事をしたい
- 英語での業務を持っているが語学力に自信がない
- 英語での業務に関する目標が欲しい
英語業務の種別
英語業務には主にこのような内容があります
- 資料作成
- メールでのやりとり
- web会議等でのコミュケーション
- 対面でのコミュケーション
- 電話でのコミュニケーション
それぞれ業務の難易度が異なります
英語業務種別ごとの難易度
現代ビジネスシーンでは、このように難易度を表現できます
難易度を構成している各要素について触れたいと思います
業務の難易度を決める要素1:考える時間の猶予
考える時間とは、ボールを受け取ってから相手に投げ返すまでの時間のことです
資料作成やメールでは時間を取って考えてから相手に伝えることができますが、会議や対話では、聞かれたことにはその場で反応する必要があります
Web会議や対面であれば、直ぐに反応が出来なかったとしても、言葉に詰まっている様子を目で見ることで「英語が分からないのかな」察してもらったり、相手も助け船を出しやすいですが、電話ではそれもうまくいきません
まずはメールや資料作成から
この過程で英語の表現を考える時間は、あなたが学習している時間に他なりません
英語文書業務に対応できる役割を得て、実務で能力を伸ばしていきましょう
英語業務の難易度を決める要素2:便利ツール活用有効性
現代は便利なもので、インターネットや翻訳アプリ、AI自動キャプション機能やweb会議システムの画面共有やチャット機能と、コミュニケーションのサポートツールが充実しまくってます
中でもゲームチェンジャーはWeb会議で使えるカメラ機能や画面共有・チャット機能です
英語がうまく話せなくても、資料を画面で共有など活用すれば、資格からもたくさんの情報が得られるのでコミュニケーションの難易度は大きく下がります
事前に資料を準備したりすることで、英語での説明に拙さがあったとしても資料やツールが理解を助けてくれるんです
(なんなら充実しすぎてて英語学習意欲が下がってしまうんでないかと心配になってしまうほど)
メールなどと比較すると、直接のコミュニケーションにはハードルの高さを感じる人もいるかもしれませんが、これらのツールを活用することを前提にしておけば、ハードルも下がるんではないでしょうか
ネットやツールを活用すれば、「今の英語力でも大丈夫」とは思わないでくださいね
スムースに直接対話ができることは相手からの信頼に役立つちますし、「英語が話せる」ことほど分かりやすいスキルもそうないので、周りからの評価向上に繋がります
もし環境が許すのであれば、英語業務への習熟目的を理由に、会議への同席やサポート業務への参加を頼んでみるのも良いのではないでしょうか
*もちろん、いるだけは良くないですよ 少しでも力になれる様に議事を取ったり、許されるのであればレコーダーで録音して復習に活用したり、場合によっては少なくとも一度以上は発言もできると良いですね
業務の難易度を決める要素3:相手依存性
コミュニケーションは互いのやり取りですが、資料での”自分発信”は伝えたいことを伝える意味でハードルは低めです
一方で、メールや対話となると、表現の曖昧さや語学のハードルで、どんどん意図しない方向に話が進んだり、話がかみ合わなくなることがあるもの
とりわけ電話では、相手の話が一度に長く話せば話すほど、何を聞かれていているのと迷子に落ちりやすくなります
相手に一方的には話を進められないように、コミュニケーションをとる必要があります
「すみません、質問は何ですか?」「なについてお答えすれば良いですか?」 など、食い違いがしないようひとつひとつ内容を確認します
もちろんひとつひとつ確認するにも語学力が求められるので、英語力は日本刀みたいに鍛えておきましょう!
現代社会で直接電話がくるのって、緊急性が高いことだったり、メールでは言えないようなことだったりしますからね
会話の主導権を自分が握っている限り、内容が分からなくなることはありませんが、会話の主導権を相手に委ねるほど理解するのが難しくなります
相手がいてこそ成り立つコミュニケーションですが、展開予想不可能な話を外国語で理解するのは大変です
一方的に聞き役にはならず、適宜質問を挟んだり、理解の確認をしましょう
英語で業務を取り組むにあたって
最後に‥
英語業務にはには原則「相手」がいます
この「相手」も意外に英語力が完璧ではないケースが多いと覚えていておいてください
なので決して失敗を恐れないでください
ぼく自身も業務では中米やヨーロッパ、東アジア、東南アジアの人と話す機会が多いですが、TEDスピーチみたいな美しい英語を話す人はさほど多くはありません
良い意味で少しくらい間違っていても当然なので、失敗は恐れないでください
例えばアメリカの大きな街では、移民や学生も多くて英語能力が十分でない人はたくさんいます
大きな街ほど、英語学習者に寛大なものです 海外とやり取りをしている企業の人ならば、英語を母国語としない国とのやり取りにも慣れているので自信を持っていきましょう!
まとめ
いかがだったでしょか
ぼくは実際にこのようなステップを踏んできましたが、実は英語も大して話せないし、相手が何言っているのか全然理解できない時期から、「ぼくは英語出来ます!頑張れます!」と豪語してきました
この背伸びは自分を苦しめたと同時に良い意味で追い込んで成長に導いてくれました
英語が堪能な人が多くない会社ほど、自称英語出来るひとにはどんどん英語案件が舞い込んでくるものです
無理しすぎは良くないかもしれませんが、自分を英語力が成長しやすい環境において頑張ってみるのも成長のサポートとなりますよ
英語で業務にあたるご自身を想像してモチベーションを高めてみてください
最後まで読んでくれてありがとうございました
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